弟という名のわんこ
十月に入ったのに全くもって涼しくなりませんね。おかげでまだ空調の電源が切れません。熱中症よりマシ、熱中症よりマシ、そう言い聞かせてはいるのですがさすがにもう熱中症にはならないと思うので我慢すべきなのかなあと思う次第です。
ほんとは窓をあければそこそこ涼しいとおもうのですが、ちょうど私の住まいは外部改装中でペンキのかおりだとかホコリっぽい風だとかおっちゃんのがなり声とかもお部屋に取りこんでしまうのでいただけませんですハイ。
とりあえず弟の話でもしましょうか。
私には弟がいます。学年で言うと三つ下です。
戸籍上は養子縁組をした都合でもう一人義弟がいるのですが(「すすめ!オタク一家」参照)、人見知りが高じて彼とはほとんど交流がありませんのでそちらとの関係は割愛させて頂きます。
なおダイレクトマーケティングは割愛いたしませんので良かったら買ってね。おもしろいよ。
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ちっちゃいばあちゃん
お久しぶりでございます。パソコンが死に、スマホからはいまいち書きにくいというか編集がしにくいのでブログから遠ざかっておりました実にすまない。
詰んでないです。発想を逆転しましょう。編集などしなければ良いと。カテゴリタグさようなら。
そんなこんなで闇が深まる人物紹介第二弾、ちっちゃいばあちゃんこと祖母です。父親の母親です。
ちっちゃいばあちゃんという名前に反してふくよかな身体つきでした。身長はあまりなかったですけれども、どこからどう見ても健康体重はオーバーしていたでしょう。数字としてはどちらも、おおよその値すら知らないですけれども。
幼い頃戦争を体験した世代であり、防空ずきん被って弟を連れて空襲から逃げたりしたようです。同じ頃に伝染病に罹患し後遺症で足が不自由、障害者手帳も発行されており一緒に外出する時はよく車椅子を押したものですが、能動的に出かける時は杖でガンガン寺社仏閣を巡ったりしていたのでたぶんそこまで重度の障害じゃないです。詳しく手帳見たことないから知らんけど。
趣味はまず手芸全般。刺繍の腕だけはおっきいばあちゃんに少し劣るものの基本的に何でも出来て、特にパッチワークと編み物はプロの域、さらには造花の教室を開ける免許も持っていました。針金と布でお花を作るやつです。何回か私も一緒に作りました。
次に園芸。ガーデニングというよりは育てたいものを育てる感じだったので、駐車スペース二つぶんくらいの家の庭は正直ジャングルでした。だって松の木の横に紅葉生えてるんだもん意味がわかりません。
ただ、わたしが夏休みの観察日記のために育てていた朝顔もプチトマトも、枯らして放置した数日後にはなぜか復活を遂げていたので腕は確かなのでしょう。
あとなんか週に一度近くの公民館でママさんコーラスしてました。
とまあ多趣味な人なのですが、その世代の、しかも女性として珍しい趣味はおそらくTVゲームでしょう。
FC版ドクターマリオのレベル99を普通にクリアしておりました。対戦では二歳児に負けてましたけれども。
「いや負けてくれてたんだろ?」と思うでしょ?
私もそう思いたいんですが、いかんせん、負けず嫌いで自分勝手でプライドが高い人なので、まだ二歳の初孫相手だとしてもあの人手加減すんのかなぁ…というのが正直なところです。ちなみにハンデはなしです。さすがに、手加減ですかね。わたし一人モードじゃレベル50にも到達できませんでしたし。手加減してくれてたと信じましょう。
息をするようにデマ吐く人なんで信じられませんけど。
この人も、両親ほどではないにしろ色々とわたしの人生にマイナスに影響することをやらかしてくれるんですけど、それは後ほど。
たぶん一番性格を如実に表していると思われるエピソードは、誕生日祝いに、小学生のわたしが編んだ腹巻きが使いにくいメリヤス編みだったので、即日解いてリブ編みに編み直されてたやつですかね。ポケットもつけてたんだけどいらなかったらしくて、なんか模様として編みこまれてましたね。
わたしはちっちゃいばあちゃんほど器用でないので、その頃リブ編みできなかったんです。
ひどくね?
わたしは数週間かけて編んでるわけですよ。腕と技術とデザインセンスを全否定ですよ。使いにくいならせめてなんかこう、使わず飾るとか、さぁ…
その後手作りのものをこのババアに贈ることはなかったです。
そんなちっちゃいばあちゃんです。
おっきいばあちゃん
ハローようこそごきげんいかが。
そういえば実家の愚痴を吐き出して掃き溜めるブログなのに登場人物紹介もしていなかったですね。そういうわけで今回は曾祖母の紹介です。
あと挨拶の元ネタわかってくれた人は握手してください。
それで、初手からなんですが、あんまり交流のなかったひいばあちゃんの話からさせていただこうかと思います。
まず生家には曾祖母と祖母がおり、単に「おばあちゃん」だとどっちの事かわからないので「ちっちゃいばあちゃん」「おっきいばあちゃん」で呼び分けておりました。年の数の大きい小さいなのですが、物理的にはひいばあちゃんの方が若干背は高かったものの、骨と皮しかないような老人独特の筋肉が落ちた痩せ方をしたおっきいばあちゃんより、壮年期でオバチャン特有の脂肪のつき方をしていたちっちゃいばあちゃんの方が大きかったです。
彼女の部屋には仏壇があり、そして小綺麗な物の少ない部屋には硝子細工やらビスクドールが品良く飾られていました。前世はカラスだったのではと言うほどキラキラしたものが好きで、仏飯のお下がりで表面が一部カピカピになった不思議な形のおにぎりが好きなわたしにとっては魅力的な部屋で、小学生の頃などは入り浸って一緒に水戸黄門など時代劇を観たりした記憶があります。
趣味は三味線(蛇皮)と刺繍(展覧会に出せるレベル)、お茶も点てられる、琴も弾ける、今はもう身体に触るけれど日本舞踊もできたらしい、とかなり大人しくしとやかなイメージばかりの人なのですが、中身はとても苛烈な人でした。
まず、髪の毛。わたしは最初何の疑いもなく白髪染めだと思っていたのですが、違ったんです。
なんと御年90を越えても、黒い毛の方が多い。こう、男性だったらロマンスグレーと呼びたい毛髪の色。
どんだけストレスフリーに生きてきたのでしょうか。
わたしが直に見聞きしたわけではないのですが、若い頃は家の縁側で「まちださん家のマッカーサー」と異名をとる姑と、掃除をサボる小学生のごとくほうきバトルを繰り広げ、駅前の広場で殴り合いなどもしたそうです。
おっきいばあちゃんは大正生まれです。その人の姑ってどう考えても明治生まれですよね。その世代の人が、しかも女性が、ご近所からマッカーサーなんて渾名付けられるなんてどうかしてると思うのですがそれとガチバトルしてるおっきいばあちゃんもどうかと思います。
我を通して生き続けた結果、わたしが高校生のときに突然「こんな家に居たら殺される!」と貯金を叩いてどこかの老人ホームに引っ越して行きました。風の噂によると100歳越えてもピンシャンしてたそうです。さすがにもう亡くなりましたが。
わたしも「こんな家に居たら死ぬ!」と思って飛び出したクチなので何も言えませんが、誓ってわたしたちはおっきいばあちゃんを蔑ろにしていませんし虐待してもいません。
どうやら介護が手厚くないのが不満だったらしいのですが、あんた90オーバーのくせしてほぼ介護いらない健康体だったじゃないですか。
筋力が衰えすぎて粗相をしてしまったりすることはあれど、コケて頭からガラス戸に突っ込んでも無傷だったじゃないですか。しかも「ワシ何も知らん」とか言ってたじゃないですか。
ちなみにもし本当に何も知らないのであれば、ガラスの音で目覚めたとしても部屋から出てこず知らんふりだと思います。そういう人です。
このおっきいばあちゃん、とにかく人に興味がなく、自分が快適に過ごせればそれでいいタイプ。
なのでわたしが横で硝子細工を眺めたり水戸黄門を観ていたりしても、邪魔するわけではないので追い出される事もなく。機嫌が良い時には物欲しげに見つめていた硝子のウサギを下げ渡してくれたりもしました。
しかし興味がなさすぎて、わたしがハイハイしてる赤ん坊の時に部屋に入ってきても愛用のシャツのアイロン掛けをやめず、アツアツのアイロンをわたしの上に落っことしたというエピソードはどうかと思います。
記憶もないし傷跡もないのですが肩を盛大に火傷したらしいです。赤子が部屋に入ってきたら流石に気を付けてくれ。
お互いにそんな興味無かったのが幸いし、わたしがおっきいばあちゃんに対して抱いている感情は正でも負でもありません。とんでもねえ人生だったんだろうなぁとは思いますが、今更話す口もありませんから詰んでおりますし。
なのでブログ登場頻度はかなり低いと思われますが、掘り返せばネタに事欠かない人だったはずなので少し勿体無い気もします。
げーおんが好きだ!
げーおん、それ即ちゲーム音楽。
わたしは音楽に全く詳しくない一介のゲーマーとして好きなゲーム音楽を紹介するだけのツイッターアカウント(@mdailygamemusic)なんてのを作っているくらいにはゲーム音楽が好きなのですが、おススメしたい本が一冊。
その名もゲーム音楽大全!!
なんですけどね?
おススメしたい理由は二つ。
一つはすべてのファミカセ音楽を、まさにわたしがやりたいように文字だけでサクッと紹介してくれていること。聴いてもらって「これいいよ!」は楽でいいんですが、文章だけで「聴いてみたい!」と思わせられたら素敵じゃないですか。単曲じゃないのは残念ですがそれやったらライターさん死ぬと思うんで仕方ないですね。
もう一つは、この本の記事が全体的にとても、とても惜しいからです。
ゲーム音楽大全と名乗るのならばこういう事を書いてくれ!!っていう部分が、絶妙に、抜けている。痒いところに手が届かない。
つまり売れに売れて2を出してくれというわたしからの切実なメッセージなんです。決してアフィリエイトからの収入目的ではありません!いやそれもあるけど買ってくれ。どこからでもいいから買ってくれ。駅前の本屋さんとかでフラッと買ってくれ。
だから宝島社さん2お願いしますよおおおお!!!!
あと今回何が詰んでるって、わたしのPCがCD読み込んでくれないから付録の音源が聴けないんですよ。つらい。
続きを読むセコく貧しく小賢しく
先日、肌が弱すぎる詰んだってお話をさせていただいた際に牛乳石鹸の赤箱青箱の違いに触れたようで触れなかったのですが、「えっ…違うのは大きさじゃないの…?」という質問がツイッターで紹介してくれた友人のフォロワーさんから寄せられたそうです。
わたしは教えませんよ。なんのために牛乳石鹸のアフィ貼ってると思ってるんですか!「何がちがうんだろー」とクリックしてもらいあわよくば購入してもらうためです!書いてないのはわざとだ!あまりのコスさに恐れ慄くがいいわ!
さあクリックして確認だ!ちなみにこれでちゃんと私にキャッシュバックが来るのかは未だによくわかってません何せマイページに入れないので。問い合わせしなきゃ。
わたしは赤箱派です。
青箱だとお肌カッサカサになってぴりぴりするんじゃ。
このお題は書くしかない
ちょっとまえのお題「わたしの本棚」
本格的に夏が訪れ、蒸し暑くなって参りました。外出の際、カバンの内ポケットに自宅の鍵を入れているのですがチャックが噛んで開かないという自体に見舞われ、暑さと焦りによる冷や汗でべっちゃべちゃです。詰んだかと思いましたが、辛うじて出来た隙間に指を突っ込みこじ開けることで事なきを得ました。よかった。
そんな事より本棚ですって奥さん。
お題なんて書くことに詰まった時しか使わんわいと思ってたんだけどこれ本当、この機会に言い訳をさせて下さいませ!!と思って書き始めたものの間に合わんかったもうお題期間とかどうでもいい!!
何のって「本棚丸カビ事件」についてです。
何だその事件、という方は近日発売予定の「すすめ!オタク一家」をご参照下さい。ダイレクトマーケティングです。いやWebで読んでくださるだけでも充分なんですけれどもね。
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