人生詰みゲー

なんか知らんけどいつも詰んでる人のあれやそれです

ちっちゃいばあちゃん

お久しぶりでございます。パソコンが死に、スマホからはいまいち書きにくいというか編集がしにくいのでブログから遠ざかっておりました実にすまない。

詰んでないです。発想を逆転しましょう。編集などしなければ良いと。カテゴリタグさようなら。


そんなこんなで闇が深まる人物紹介第二弾、ちっちゃいばあちゃんこと祖母です。父親の母親です。

ちっちゃいばあちゃんという名前に反してふくよかな身体つきでした。身長はあまりなかったですけれども、どこからどう見ても健康体重はオーバーしていたでしょう。数字としてはどちらも、おおよその値すら知らないですけれども。

幼い頃戦争を体験した世代であり、防空ずきん被って弟を連れて空襲から逃げたりしたようです。同じ頃に伝染病に罹患し後遺症で足が不自由、障害者手帳も発行されており一緒に外出する時はよく車椅子を押したものですが、能動的に出かける時は杖でガンガン寺社仏閣を巡ったりしていたのでたぶんそこまで重度の障害じゃないです。詳しく手帳見たことないから知らんけど。


趣味はまず手芸全般。刺繍の腕だけはおっきいばあちゃんに少し劣るものの基本的に何でも出来て、特にパッチワークと編み物はプロの域、さらには造花の教室を開ける免許も持っていました。針金と布でお花を作るやつです。何回か私も一緒に作りました。

次に園芸ガーデニングというよりは育てたいものを育てる感じだったので、駐車スペース二つぶんくらいの家の庭は正直ジャングルでした。だって松の木の横に紅葉生えてるんだもん意味がわかりません。

ただ、わたしが夏休みの観察日記のために育てていた朝顔もプチトマトも、枯らして放置した数日後にはなぜか復活を遂げていたので腕は確かなのでしょう。

あとなんか週に一度近くの公民館でママさんコーラスしてました。


とまあ多趣味な人なのですが、その世代の、しかも女性として珍しい趣味はおそらくTVゲームでしょう。

FC版ドクターマリオのレベル99を普通にクリアしておりました。対戦では二歳児に負けてましたけれども。



「いや負けてくれてたんだろ?」と思うでしょ?

私もそう思いたいんですが、いかんせん、負けず嫌いで自分勝手でプライドが高い人なので、まだ二歳の初孫相手だとしてもあの人手加減すんのかなぁ…というのが正直なところです。ちなみにハンデはなしです。さすがに、手加減ですかね。わたし一人モードじゃレベル50にも到達できませんでしたし。手加減してくれてたと信じましょう。

息をするようにデマ吐く人なんで信じられませんけど。


この人も、両親ほどではないにしろ色々とわたしの人生にマイナスに影響することをやらかしてくれるんですけど、それは後ほど。


たぶん一番性格を如実に表していると思われるエピソードは、誕生日祝いに、小学生のわたしが編んだ腹巻きが使いにくいメリヤス編みだったので、即日解いてリブ編みに編み直されてたやつですかね。ポケットもつけてたんだけどいらなかったらしくて、なんか模様として編みこまれてましたね。

わたしはちっちゃいばあちゃんほど器用でないので、その頃リブ編みできなかったんです。


ひどくね?

わたしは数週間かけて編んでるわけですよ。腕と技術とデザインセンスを全否定ですよ。使いにくいならせめてなんかこう、使わず飾るとか、さぁ…


その後手作りのものをこのババアに贈ることはなかったです。

そんなちっちゃいばあちゃんです。