人生詰みゲー

なんか知らんけどいつも詰んでる人のあれやそれです

弟という名のわんこ

十月に入ったのに全くもって涼しくなりませんね。おかげでまだ空調の電源が切れません。熱中症よりマシ、熱中症よりマシ、そう言い聞かせてはいるのですがさすがにもう熱中症にはならないと思うので我慢すべきなのかなあと思う次第です。

ほんとは窓をあければそこそこ涼しいとおもうのですが、ちょうど私の住まいは外部改装中でペンキのかおりだとかホコリっぽい風だとかおっちゃんのがなり声とかもお部屋に取りこんでしまうのでいただけませんですハイ。

 

 

とりあえず弟の話でもしましょうか。

私には弟がいます。学年で言うと三つ下です。

戸籍上は養子縁組をした都合でもう一人義弟がいるのですが(「すすめ!オタク一家」参照)、人見知りが高じて彼とはほとんど交流がありませんのでそちらとの関係は割愛させて頂きます。

なおダイレクトマーケティングは割愛いたしませんので良かったら買ってね。おもしろいよ。

 

すすめ!オタク一家 (角川コミックス)

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で、血が繋がってるほうの弟の話でしたね。

 

三つ下、正確に言うなれば二歳半年下で、姉弟仲はわりと良い方だったと思います。

だったと。

過去形なんですよねーーーーーー。

 

知識も教養もない私が、「ん?うちの弟ちょっとよそと違うぞ?」と初めて思ったのは奴が小学校に上がったくらいだったでしょうか。その時は同級生たちはやんちゃ盛りイタズラ盛りだったので、うちの子は悪い事しなくて良い子だなあくらいの好意的な目線で見ていたのですが。

 

年を経るごとに

なんか

ちがうな?

と。

 

結論から申し上げますと、そんなに重度ではなさそうではありますが何らかの障害がありそうです。頭に。

なんでわかんないのかっつーと、きちんと検査したり証明を受けたりしていないからなのですが、わかってるのに対処しない親が悪い。療育手帳あたり発行してもらえばいいんじゃないでしょうか。「重度ではなさそう」の判断基準も、本人がそこそこ真面目に勉学に励んでいれば中流の教育機関で成績上位をキープできる学力の持ち主だったからです。

 

 

なんと説明したらいいのか難しいのですが、決定的に、自分でものごとを考えて判断する力が欠如しています。これはヤべェと思い、なるべく軌道修正しようと話す時に気を使うようになったのはなんと私が成人してからなので、以前ほど頻繁に言葉を交わす事も無く一向に成果は上がっていません。

 

父親に怒られて過ごしてきたせいか、人から叱責されるのを避けるため、とりあえず目の前にいる人の言う事を聞いてしまうんですね。やっていいこととわるいことの区別が全くできない訳ではないので、「そこに寝転がってる酔っぱらいから財布とってこいよ」とか言われたら断りはするんですけれども。まあ具体的に困ったエピソードはいったん置いておきましょう。

 

私自身が弟の行動のせいで窮地に陥ったりしたわけでは決してないのですが、親からの待遇などで割を食った経験などがいまいち弟に好意的な印象を持たせてくれません。

一緒に買い物に行ってくれと頼めば荷物は持ってくれますし、高い所にある本も取ってくれますし、生活用品がなくなったと言えば買ってきてくれますし、悪い子ではないんです。

 

悪い子ではないんですが、同じ人間だと思うといまいち可愛がる気になれなくて

だからあの子は犬です。わんこです。日本語が喋れる、ちょっとデカい犬です。

そう思ってさえいれば穏やかな気持ちで頭を撫でてやれます。

 

障害者差別と思われるかもしれませんし、もっと重度の障害を抱えていらっしゃる方、そしてその介護にあたっておられる方には失礼な発言かもしれませんが、撤回するつもりはありません。

温かく大らかな気持ちで受け入れてやる余力が今の私にはないからです。

私も甘やかした側にいるので責任の一端がないとは言いませんが、その責を負うと潰れます。すまんな!